インドのシタール、アラブのウードとヴァイオリンの弦楽器トリオ「ヤバンジ」
シタールの田中峰彦のオリジナル楽曲を中心に、インド〜アラブへ続くシルクロードを音楽で旅するジプシーな夜。
「ヤバンジ」はトルコ語で「異邦人」という意味。
開催日:2016年9月11日(日)
時間 :18:30 open / 19:30 start
入場料:2000yen+1drink
ヤバンジ
田中峰彦(シタール)
加藤 吉樹(ウード)
秦 進一(ヴァイオリン)
田中峰彦
シタール演奏家
1983年民族音楽とりわけ北インド古典音楽の豊かな音楽性・即興性に魅せられシタールをはじめる。1988年渡印、カルカッタ(現・コルカタ)にてシタールの巨匠故ニキル・べナルジーの直弟子で演奏家のアミット・ロイ氏に師事。各地で演奏活動を行い、豊かな詩情とワイルドさをあわせもった演奏には定評がある。
またインド古典音楽の一方では、作曲家としての評価も高く、民族音楽の旋法や歌いまわしを駆使したオリジナル曲を独自の奏法により発表。さまざまな演奏家や舞踊家との共演、テレビ・ラジオ出演など、精力的な活動を展開。
そのほか後進の育成にも尽力している。
< CD作品 >
自作曲による「ミネラル・ファンタジー」「上下楽園」など。
そのほか参加作品多数。
< 海外公演 >
2002年英国グラストンベリー・フェスティバル、2006年・2008年ノルウェー、2008年フランス国立劇場(リール)出演、2010年・2011年台湾
秦 進一
1986年生まれ。神戸在住。幼少よりヴァイオリンを始める。学生時代にアラブ音楽と出会い、その力強さや繊細さ、美しさに魅了され、中近東の音楽を演奏するようになる。2012年及び2015年に、エジプトのカイロにてアラブヴァイオリンをアブド・ダーゲル氏に学ぶ。
主にアラブ古典音楽やエジプトの大歌手ウンム・カルスームやムハンマド・アブデルワッハーブなどの曲を中心に各地で演奏。アラブ音楽の追求を目指す。また多くの国内外のベリーダンサー達とも共演。
また、アラブ音楽の他にも様々なアーティストのライブやレコーディングに参加、ライブやレッスンを通してヴァイオリンのおもしろさを知ってもらえるよう活動中。
《アラブ音楽とは》
西はモロッコ、東はイラクの辺りまでのアラビア語圏の音楽を主にアラブ音楽と呼びます。様々なタイプの音楽がありますが、主にアラブの宮廷で発展した古典音楽やエジプトの古い歌謡曲などを演奏してます。
遠い異国を感じさせる、でも日本人にもどこか懐かしさも感じられる、とても美しくて、情緒豊かなアラブの音の世界をぜひ覗いてみてください。