開催日:2017年7月16日(日)
時間 :18:30 open / 19:30 start
入場料:2000yen+1ドリンクオーダー
アメリカ南部アパラチア山脈の伝承音楽であり、ブルーグラスやカントリーの元になった音楽オールド・タイムを奏でる日本では稀有なバンド。ノース・キャロライナ州、ヴァ—ジニア州などのコンテストで高い評価を受けているバンドJapanese Beetlesが、Joke On The PuppyOld Time String Band と名を変え京都を拠点に活動を開始しました。
アイルランド・スコットランドに代表されるヨーロッパから渡ってきたフィドルとアフリカ大陸に起源をもつ5弦バンジョー、1920年代に生まれた楽器バンジョーウクレレ、そしておなじみのギターによる軽快なダンス・チューンと古くから伝わる歌をお送りします。
メンバープロフィール
バスコ(フィドル・ヴォーカル)
高校生のころからギター、ダルシマー、バンジョーなど独習。
おじから古いヴァイオリンを譲り受けたのを契機にフィドルの世界へ。
ウエスト・ヴァージニアのジェリー.ミルヌスにはじめの手ほどきを受ける。その後、アメリカの人間国宝といえるAmerican National Heritage Award受賞者である、トミー・ジャレル、メルヴィン・ワイン、伝承音楽一家ハモンズ・ファミリーなど、今は亡きオールドタイマーを訪ね歩く。
渡米中は、リズム・ゴジラ、スキヤキ、ジャパニーズ・ビートルズ等のメンバーとして、ゲイラックス・オールド・フィドラーズ・コンベンション、アパラチアン・ストリングバンド・コンテスト(クリフトップ)、フィドラーズ・グローブなどのコンテストで入賞。
国内ではクォーテイションズ、ソウル・フラワー・モノノケ・サミット、朴保、MICABOX、豊田勇造などと共演。
CDに米Yodel-lay-heeよりMusic form Bosco’s Halfway Homeがある。
ヘジャ(バンジョーウクレレ・ヴォーカル)
’86年 日本最初のアパラチアン・フラットフットのダンスチーム、コーンクリーク・クロッガーズの結成メンバー。
’90年 習い始めたバンジョー.ウクレレを手に渡米。アパラチアン・ストリングバンド・コンテス
ト(クリフトップ)ノン・トラデショナル部門にて3位入賞。曲は「上を向いてあるこう」バンド名はスキヤキ。
井上一美(ギター・ヴォーカル・フラットフットダンス)
‘80年から’85年にかけての複数回の渡米で、各州で開催されていたクロッグダンスワークショップに参加。帰国後日本で最初のクロッグチームを結成。
’86年にNYに渡り、’94年に本来の渡米の目的であるアパラチアンミュージック誕生の地に近づくべくノースカロライナ州へ移動。
主にノースカロライナ、バージニア州のオールドタイムコンベンションに参加し、バンド・ダンス共に多数優勝入賞。
今後は日本においてオールドタイムミュージックだけでなく南部の食べ物等の文化も紹介していきたいと思っている。
井上健(バンジョー・ヴォーカル)
1970年キャンプクリークボーイズの録音に出会い、ラウンドピークスタイルのバンド、特にフレッド・コッカラムのバンジョースタイルに魅了されバンジョーを弾こうと決心する。
1973年冬、大阪市北区にオールドタイムを中心にするコーヒーハウス
“ろうじい”をオープンして、この年初めてのバンジョーを購入する。
1980年より一美とともに数回の渡米後1986年NYに移住。1994年ノースカロライナの里山に移動する。1994年より2015年の間に地元の複数のバンドに在籍。
多くの入賞(約80)を経験。ユニオングルーブフィドラーズコンベンション2回優勝、マウントエアリーフィドラーズコンベンション2,3位(Japanese Beetles Old Time String Band,Cool Spring Ramblers)オールドタイムバンジョー個人ではユニオングルーブ、スパルタ、ホッピンジョン、ラウンドピークのあるサリーカウンティでは2回優勝。